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About the overview
事業・サービス概要
火災保険申請サポートサービス
火災保険申請サポートサービスは、火災や自然災害(台風・地震など)による被害を受けた際に、保険金を適切に受け取るためのサポートを提供しています。
このサービスでは、保険申請に必要な書類の作成や損害額の算定をサポートし、保険会社との交渉に関するアドバイスも行います。相談、調査、書類作成は無料で、保険金の給付が確定した時のみに報酬を支払う、完全成果報酬型の仕組みです。
Project Details
制作内容
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新規作成
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リニューアル
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機能追加・部分改修
更新システム:WordPress(テーマ:SWELL)
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リニューアル
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ディレクション
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企画
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デザイン
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UI設計
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UX設計
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ロゴ制作
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ライティング
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コーディング
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CMS
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SEO
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ドメイン移管・サーバー移転
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広告運用
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保守運用
Project Highlights
制作ポイント
広告運用を前提とした構造設計
このサイトは「台風などの自然災害で被害があったから火災保険がおりるのかな?」という検索や広告をきっかけに訪れるユーザーが、迷わず問い合わせにたどり着けるよう、導線設計を構築しました。
特に保険申請という性質上、「自分が本当に対象になるのか?」「無料って言っても裏があるんじゃないか?」「保険金ってそんな簡単に下りるもの?」といった不安や疑念を持つユーザーが多いため、それらを自然な流れで一つひとつ解消していける構成を意識しています。
ファーストビューでは「自己負担0円で修繕できる可能性」「火災保険を使って屋根や外壁の修繕ができる」といったインパクトあるベネフィットを提示しつつ、「無料診断OK」「最短5分で入力完了」といった、気軽にアクションできるスモールステップも強調しました。
また、この業界自体が悪徳業者や詐欺的な請求トラブルが多く、不信感を抱かれやすいため、「弁護士監修のサービスであること」を上部で明示。信頼性の高い第三者が関与していることを伝えることで、安心感を与える仕掛けも組み込んでいます。
以降のセクションでは、「実際にどんな人が対象になるのか」「本当に保険金は下りるのか?」「サポートの具体的な流れ」など、見込みユーザーのつまづきポイントをあらかじめ想定し、それに答える形で順序立てて配置。スクロールを進めるごとに疑問が解消され、納得感が深まっていく構造に設計しています。
「怪しく見せない」ことに注視したデザイン
このサービス領域では、「無料で火災保険が下りる」「自己負担ゼロで修繕可能」といった一見魅力的な訴求が多いため、ユーザー側が「怪しい」と感じてしまうリスクが非常に高いと考えました。
そのため、過度な演出や派手な配色、過剰に煽る表現を徹底的に排除し、「信頼感」「清潔感」「安心感」をビジュアル面からも丁寧に伝えることにこだわっています。
ロゴカラー同様、配色はホワイトと淡いブルーを基調にし、クリーンで中立的な印象に。CTAにはコントラストを持たせながらも主張しすぎない色味を選定。要素配置もゆとりを持たせ、視線の流れが自然に誘導されるよう意識しました。
また、「弁護士監修」という情報をヘッダー・ファーストビュー近くに明示し、見た瞬間に「このサイトはちゃんとしている」と思ってもらえるような安心設計を重視。デザインの役割として「信じてもらえる見た目」を最優先にしています。
オーガニック流入を狙ったSEOコラム設計
このサイトでは、単に広告からの流入だけでなく、「台風で屋根が壊れた」「火災保険 申請 方法」などの自然検索(オーガニック検索)からの流入も重要視して設計しています。
具体的には、サイトのヘッダーに「火災保険申請とは」「火災保険申請サポート業者とは」といったSEO記事を設置し、広告流入ユーザーおよび、検索ユーザーが必要としている基礎知識を提供できるようにしています。これにより、自然検索からの流入を狙い、ユーザーが初めて訪問した際にも「信頼できる情報源」としてのポジションを確立しています。
特に、この2つの記事はオーガニック流入が多く、Google検索結果で上位に表示されることで、広告経由だけでなく、検索経由での問い合わせも増加しています。さらに、これらの記事から他の関連ページや記事へ自然に誘導することで、回遊性を高め、滞在時間やエンゲージメントも向上しています。
my comment
私のコメント
このサイトは、私が入社して初めて手掛けたプロジェクトであり、デザインの構成から広告運用、SEO施策に至るまで、あらゆる面で非常に学びの多い経験となりました。特に競合他社のリサーチや、他サイトでのデザインや機能面の調査を徹底的に行い、その結果を反映させることに注力しました。自分自身、まだ知識が不足していた部分も多かったのですが、「どのようにして低単価で顧客を獲得するか」や、「どうしたら自然流入ユーザーがサイト内で回遊してくれるか」といった課題に対して、実際のデータや仮説を元に、自分なりの意見をしっかり反映させてサイトを制作しました。
制作段階では、特に「問い合わせまでスムーズに誘導できる構造」を意識しました。また、広告運用を前提にしたサイト設計の重要性も感じ、無駄のない構成や導線設計を心がけました。特に、SEOやオーガニック流入を意識したコラム記事の追加や、ヘッダー内に基礎的な情報を盛り込むことで、訪問者が求める情報にすぐアクセスできるようにしました。これにより、サイトはSEO流入の増加や広告に依存しない自然流入を実現し、ユーザーの信頼を獲得できたと思います。特にコラム記事に関しては、ライティングだけでなく、ライティングのディレクションも行い、SEO効果を高めるために内容の質やキーワード設計にも気を配りました。
現在は、このサイトを譲渡したため運用には直接携わっていませんが、譲渡希望者が多数いたことから、サイトとしての魅力を十分に引き出すことができたと実感しています。